2007年06月24日

【台湾・桃園】桃林鐵路で台湾鉄道全線完乗! その2


桃園駅脇のひっそりとした場所に桃林鐵路の乗り場をようやく見つけた吾輩は・・・







ど~ですか。



プラットフォームに上がってみました。



列車には灯台とか大きなアーチ橋などの、どこかの観光地の絵がきれいに描かれていました。



そしてプラットフォームや駅名票などが、決して古いものではないことに気付きました。







ど~ですか。



振り向くとこんな感じです。



列車が忙しく行き交う本線の桃園駅を背景に、ここは世間からかなり隔たった感じの駅なのでした。(≧∇≦)



終点の駅に特有の列車止めも、コンクリートやゴムの状態が、見るからに新しい作りですね。



それに、前回の写真でも想像できたように、この駅はもともと駐車場であった片隅に、比較的最近作られたように見えるのでした。



お!? 右手に、この鉄道に関する重要な手がかりがつかめそうな看板がありました!







ど~ですか。



「桃林鐵路客運通車誌」です。



さっそく要約してみましょう。

※危うい訳もあるかもしれませんので、気付いたことがあればご指摘くださいね。(≧∇≦)



 桃林鐵路は桃園駅から台電(台湾電力)林口火力発電所に至る全長19.2kmの路線で、民国56年(1967年)に完成しました。



 当時の主目的は台中から発電所に供給する燃料を運び入れるためで、全盛期にはたくさんの専用側線があるほどでした。燃料を運送する目的の貨物支線は当時は国内でも希少な鉄道でした。



 時代は移り変わり、沿線周辺には過密な住宅地や風景区および商業地帯などが発展し、貨物運搬鉄道としての地域の期待は薄れてゆきました。



 その後、8里(約32km)離れた台北港が完成し、林口発電所への燃料は台北港を経由するようになり、40年近く続いた桃林鐵路の貨物運搬の任務は終わり、鉄道の存続が危ぶまれてきました。



 このようなめずらしい存在の鉄道資源を保存するために、また今後もこの鉄道を永続的に利用するために、桃園県府は民国93年(2004年)10月、台鐵と共同で桃林鐵路の運営し、貨物輸送から客運への変換を果たしました。



 現在、桃林鐵路には客車列車が走り、当面県民は運賃無料としました。地方自治体によるこの種の鉄道経営の例として、国内鉄道経営の斬新さがモデルとして取り上げられることにもなりました。



 将来、中正機場への路線として、また、桃園環状鉄道の敷設計画として桃林鐵路を桃園交通系統の一環に組み入れ、県民にさらなる便利さを提供できる運輸サービスを行ってゆくつもりです。



桃園県長、朱立倫、民国94年(2005年)10月




ど~ですか。



やっぱりこの鉄道路線もプラットフォームも、客扱いとしては新しいのでしたね。



文面によると、ほんの2~3年前に出来たばかりなのです。



どうりで吾輩が知らないはずなのでした。(≧∇≦)



それにしても、国際空港への鉄道路線になる可能性があるとか、桃園県の環状鉄道の一環になる計画があるとか、一日2往復のローカル線にしてみれば、将来有望な立場におかれているような気もします。



そういえば台灣地図帳を見ると、この桃林鐵路は桃園国際空港の北側を掠めるように横切っているのでした。



空港への鉄道に利用できるように開発すれば、本当に便利な交通機関になる可能性があるかもしれませんね。



空港から桃園経由で台北、もしくは新竹や台中方面への鉄道便も考えられますね。



今のように、空港からバスかタクシーしか移動手段がないというのより、鉄道でつながれば今より数段快適で高速な移動が可能になるだろうし、桃園にも客が滞在する可能性もあり、土地価格も上がって商業も発展し、桃園はもっと繁栄するに違いありません。



ああ、吾輩が桃園の知事だったらこの計画を是非推し進めたいものです。(≧∇≦)



さあ、そういうわけで、桃林鐵路の謎が氷解したところで・・・







ど~ですか。



車内です。



空いてますね。(≧∇≦)



空港鉄道への夢などを考える以前に、このローカル線の存続は大丈夫でしょうかと心配になります・・・_| ̄|○



しかし、発車時刻の6:55に近づくにつれ・・・







ど~ですか。



ジャージ姿の女子高生が次々と乗り込んできて・・・







ど~ですか。



発車間際には立ち客も出るほどの盛況ぶりを見せるのでした。



さあいよいよ出発時刻です!



<続く>



(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!!



<おしらせ・その1>

吾輩の分身がこっちのブログでも只今列車に揺られていま~す!おっ!?Rich氏の姿がついに公開?(≧∇≦)



<参考>

~何でもランキング「おすすめの水ようかん」~

お中元用としてはもとより、自分用にも買って食べたい気分ですな~(≧∇≦)

(日本経済新聞「NIKKEIプラス1」2007.06.23号より)

1位:虎屋「水羊羹」

2位:桃林堂「生水ようかん」

3位:たねや「のどごし一番本生水羊羹」

4位:鶴屋吉信「涼涼水ようかん」

5位:鍵善良房「甘露竹」

6位:仙太郎「丹波みくまり」

7位:湯沢屋「湯沢屋の水ようかん」

8位:鶴屋八幡「水ようかん」

9位:白松がモナカ本舗「白松が水ようかん」

10位:源吉兆庵「飲む水ようかん」



○| ̄|_    inoshishi.gif

↑そういえば今年の干支はイノシシですねぇ・・・このイノシシ君を叩いて(クリック)して縁起を担ぎませんか? あなたには叩けるかな?

イノシシ君は
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Posted by Rich氏 at 08:35│Comments(0)
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