2005年10月11日

【写真】台湾最終回・台南度小月の思い出


さて吾輩、台湾の持ちネタは底を尽きました。短い間でしたが台湾ファンを再確認できてたいへん良かったと思いました。そもそもブログはまだ3週間ほどの初心者で、よくわからないなりにやっていました。しかし、一昨日のアクセス数が688と「旅行・海外情報」部門で第35位に位置づけられる光栄をいただきました。まさに読者のおかげで、ますますおもしろいネタを書かなあかんなあ、と張り合いが出てきたところです。新規参入者がこんなにアクセスされるなんてと思うだけで身震いするものがあり、これこそがブログの醍醐味かと改めて実感しました。読んでくれてメッセージを残してくれる皆様のサイトを逆に訪問する楽しみもブログならではであり、また他のテーマや他の部門のブログを覗きに行くのも新鮮な知の楽しみでした。なによりブログは新鮮さが売り物のひとつですね。表現方法は人それぞれですが、新鮮でリアルタイムであるために、どんな話題にもいくつもの輝きがありました。覗いたブログ作家全員と書き込みを交わしたわけではないのですが、たった3週間の間に色んな世界を味わうことができ、知ることができました。これまでブログで接してきたみなさまに改めて感謝いたします。

さて、台湾最後の写真として、ここに思い出深い台南の老舗「度小月」を掲げます。度小月の担仔麺は、正直に言うと他の食べ物の相場よりも高いので、冷静に考えて味相応か?という疑問は残っているのですが、100年以上も前に台南の貧しい漁師が天秤棒(擔仔)を担いで担仔麺の商いを始めたという歴史を振り返ると、現在小綺麗な店で商っている度小月が台湾自身の成長を如実に表現しているのではないかと思うのです。それで今回台湾最後の写真とさせていただきました。じつを言うと吾輩は15年前に、この台南の度小月で担仔麺で食べています。そのときは薄汚い店でした。台北では鉄道駅が地上にあり、台北駅北地区の圓環市場がまだ賑やかだった頃です。度小月だけでなく、台南も台北も街は今のようにおしゃれでなく、存分に経済成長途上の中国文化圏そのものの匂いがあり光景があったことを覚えています。ところで吾輩が台湾に思い入れている理由の一つとして、台湾が吾輩最初の海外旅行体験の地であったことです。一人旅で小さなショルダーバッグひとつぶら下げて宿の予約もなくやってきて、汗みどろで台湾を一周したのでした。南廻り線開通前なので屏東県の枋寮から台東県の太麻里まではバスを乗り継ぎましたが、その他はすべて鉄道の鈍行列車を利用しました。そういえば、高校時代の終わりに鈍行列車にこだわって大阪から北海道へ時間をかけて一人旅した時と同じような気分だったように思います。吾輩の写真と文章におもしろおかしくたびたび登場した北海道ですが、じつは台湾と同じで、両者の旅は私の旅の原点かもしれません。

明日から新しいテーマ「ザ・インド」を作り、インド編を始めます。インド系列の話題の方は、よかったら私のテーマに参加してくださいね。それからまた皆さんからかいに来てくださいね。なお、私は台湾から引退しますが、私が作ったテーマ「オール台湾」はこれからの話題提供者が充実していってくれるものと思います。みなさんこれまで台湾ネタにつきあってくれてどうもありがとうございました。・・・それでは台湾シリーズ最後の笑い・・・いくぞ~! 1・2・3・(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!!

2005-10-11 08:15:25



★★★←これうま~い。送料込み\2,604。特典は10/11の今日までだよん。
Posted by Rich氏 at 08:35│Comments(0)
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