2007年03月19日

【写真】台湾・新竹・鴨肉許で鴨肉を喰う!その2


と言うわけで、吾輩は「鴨肉許」で・・・







ど~ですか。



おいしいロースト鴨肉をムシャムシャ喰ったわけですが、肉だけではもの足りず、鴨肉を頬張りながら・・・







ど~ですか。



店内を見渡すと・・・



店員が、まかない飯を食べているのに気付きました。



それを見た吾輩は同じものを注文しました。







ど~ですか。



吾輩大好物のニンニクの芽炒めです。



特に鴨肉との絶妙なコンビネーションが堪えられません。(≧∇≦)



・・・というわけで、吾輩は鴨肉とニンニクの芽炒めで大満足していたました。



その時、背後のテーブルで食事していた白いヨレヨレシャツを着たサンダル履きの下町風のおっちゃん2人組が会計をして吾輩の傍らを通り過ぎようとしました。



おっちゃんの一人が吾輩の食べてるテーブル横で足を止め、吾輩のニンニクの芽炒めを指差して吾輩になんだかんだと喋りかけてきました。



最初ワケがわからなかったのですが、よく聞いてみると、



「オヌシが食べてるニンニクの芽炒めはこの店のまかない料理やから、オヌシのような観光客が食べるもんやないで~!」



と言っているのでした。



「日本からはるばるやって来たオヌシは、これ喰わなアカン!」

(※原語は中国語なのですが、翻訳するとなぜか関西弁のニュアンスが最適なのです・笑)



と言いつつ、吾輩の承諾も得ずに、なんと厨房に向かって「ナントカカントカ一丁!」などと注文をしてしまいました。



その後しばらくはそのおっちゃんと吾輩が日本から台湾のおいしい食べ物を求めてやって来たという話などの雑談をしたのですが、喋っているうちにおっちゃんが勝手に注文した品が吾輩のテーブルに運ばれてきました。







ど~ですか。



これです。



おっちゃんは「これ喰わなアカン! これは、イカ入ってらな、話になれへんねんで!」



と笑いながら言いました。



吾輩あっけにとられていると、おっちゃんは、



「ワシ、払といたからな。気にすんな! ほな!」



と言って手を挙げて、連れのおっちゃんと2人で素早く去って行きました。



・・・というわけで、吾輩突然現れたイカ入りのニンニクの芽炒めも喰い始めたのですが、たしかにイカなしニンニクの芽炒めと比べると格段に





赤ハート赤ハート赤ハート うま~い! 赤ハート赤ハート赤ハート





のでした。



それにしても突然目の前に出現して一瞬の後に消えてしまったヨレヨレ白シャツのサンダル履きおっちゃんは何だったのかと、キツネにつままれたような思いでした。



この「鴨肉許」の前は三叉路のようなところだったのですが、おっちゃんの行方を目で追って行くと、三叉路の危なっかしい角のところに停めていた黒塗りでピカピカのホンダの日本車に連れと一緒に乗り込んで、サッと去って行ったのでした。







ど~ですか。



おっちゃんが立ち去ってしまった後に、あっけにとられつつ写した写真です。



たった今、10秒前に起こった出来事がまるで夢の中のような気分で、吾輩はしばらく箸を休めて表通りを眺めていました。



もはやおっちゃんのすがた形もなく、店員たちは普段の表情で、あいかわらずまかない飯を喰っているのでした。



その後吾輩は先に注文した鴨肉はもとより、自分で頼んだニンニクの芽炒めと、おっちゃんが後で頼んだイカ入りのニンニクの芽炒めの両方を全部平らげました。



その後席を立ち、支払いをしようとすると、店員は笑って、



「もう全部もらってるよ! 朋友(友人)よ!」



と言って、笑って両手を拡げるジェスチュアをするのでした。



つまり、今回の飯は、さっきのおっちゃんがすべて払ってくれたようなのでした。



さっき、おっちゃんが立ち去るとき「払っといたよ!」と言ったのは、せいぜいイカ入りのニンニクの芽炒めだけだと思って、とっさにとりあえず「謝謝!」と言ったのでしたが、まさか全部だとは思いもよりませんでした。



う~む・・・



やってくれたなぁ~



新竹の下町のおっちゃんよ!



シブイな~!



カッコイ~な~!



(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!!



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Posted by Rich氏 at 08:35Comments(0)