2008年07月03日
【台湾・台東】台東駅の売店で旨そうなお酒を眺める(≧∇≦)
ということで、さらにオネイサンの説明は続くのでした。(≧∇≦)
オネイサンはカウンターから身を乗り出し、「そこに並んでるおみやげはねぇ、台東名産の・・・」と言い・・・

ど~ですか。
おっ!
これは昨夜食べておいしかった金針(百合の花)ではあ~りませんか。(≧∇≦)
このように乾燥状態で売られているのですね。
太麻里にその名も「金針山」というのがあって、その標高700~1000mの地帯に、桜や杏の木の下草のように植えられているとのことです。
望めば見学できるらしいのですが、収穫は8~10月とのことなので、クリスマス前の今の季節(旅行当時:この旅行記は過去の旅日記です)では行っても何もないでしょうね~
それにしても250元(約900円)とはいい値段で、高級食材の部類でしょうね。
高いなあ、という吾輩の感情を察知したのか、オネイサンは・・・

ど~ですか。
110元(約400円)の小箱入りを指さして教えてくれました(写真左側)。
それにしても「安全金針」と書いてあるのには笑えます。
食べ物やのに、安全でなかったらどないすんねん!(≧∇≦)
でも、これはユーモアでしょうね。
「安全布団針」みたいなものでしょうね。
で、悪いけど、吾輩ここでは何も買わないのです。オネイサンすみません。(≧∇≦)
ちなみに写真右側はハイビスカスですね~
前回紹介したお菓子ではなく、これは生粋の乾燥ハイビスカスのようです。
どうやって食べるのかを聞き忘れたのですが、水で戻したり、お湯に入れてお茶として飲んだりするのでしょうかね。
さて、オネイサンはカウンター越しにさらに身を乗り出してあるものを指さしました。
その方向を見れば・・・

ど~ですか。
これは酢とお酒ですな~
左から、ハイビスカス(洛神花)の酢、パッションフルーツ(百香果)の酢、釈迦頭の酒、雑穀米(粟)の酒(小米酒:台湾原住民が好む酒)、そして一番右側はハイビスカスの原汁ですな。
こうしてみやげ物を眺めていると、この地域の名産品が何であるか自ずとわかってきますね。
して、そのどれもが大いに気になり、全部買って味を試したくなるのでした。いやはや・・・(≧∇≦)

ど~ですか。
さらに酒が続きます。
左から、桑椹酒は桑の酒ですな。そして小米酒、釈迦酒、洛神酒と・・・
1本140元(約500円)。手頃な値段ですな~。
吾輩下戸ですが、それぞれを舐めてみたい気がします。(≧∇≦)
さて、何も買わない吾輩にひとつも嫌な顔をしなくて始終フレンドリーだったオネイサンは、最後にカウンター背後のこれを指さしました。

ど~ですか。
「ねぇねぇ、弁当買っていかない?」
とのことでした。(≧∇≦)
う~む。
以前台東駅では池上弁当を買ったので、台東で売っている弁当はさぞかしおいしいと思っているので、こういうお誘いは実に困るのですね~
というのは前回も書きましたが、吾輩この後にいろいろ食べる予定があるのです。
予定というのは時に災いになるのですね。(≧∇≦)
特に一番下の「伝統招牌飯65元」なんて、素朴でおいしい台湾的弁当なのでしょうね~
食指が大いに動きます。(≧∇≦)
しか~し、吾輩は初心貫き、オネイサンに礼を言って何も買わずにその場を立ち去りました。
「ごめんね~。でも、次回はいっぱい買うからね~」
という気持ちでしたが、その気持ちを察してくれたのかどうか、オネイサンはやっぱり最後までフレンドリーでした。
吾輩など、この売店で1元も使っていないシケた客なのに、オネイサンは、立ち去るときニコやかに手まで振ってくれたのでした。(≧∇≦)
台湾旅行では人と人とのつながりに関して、幾度となくこういう瞬間があって、それが旅の忘れ難い思い出になるのですね。
こういう旅の瞬間というのは、あたりまえですが旅の計画には絶対に組めなくて、しかも突然やってくるのですね。
嗚呼! これぞ、台湾旅行の醍醐味でございます。(≧∇≦)
そういうわけで、オネイサンに後ろ髪を引かれる思いを振り払い・・・

ど~ですか。
先住民族の彫刻作品にも見送られながら、吾輩は台東駅の改札口を通り抜けました。
(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!!
↑そういえば今年の干支はネズミですねぇ・・・このネズミ君を叩いて(クリック)して縁起を担ぎませんか? あなたには叩けるかな?
ネズミ君は

<おしらせ>
おっ! Rich氏、気分は台湾新幹線?(≧∇≦)
Posted by Rich氏 at
08:35
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